「熟練の技術×テクノロジー」
高品質な測量サービスを提供
測量とは、距離・角度・高さを計測し、その結果を数値や図面に示す作業で、土木設計や土木構造物の計画の土台となるものです。日進月歩の土木技術の進化において測量業務も例外ではなく、新しい技術や器械の導入が進んでいます。人工衛星から送信される電波を利用して現在位置を計測するGNSSが広く普及していますが、現在ではレーザーによる3次元点群測量やドローンによる測量も行われるようになってきました。当社が行う公共測量は、半世紀以上におよぶ測量技術の蓄積を活かしつつ最新技術を積極的に導入し、常に高品質な各種測量サービスを提供しています。
既設の基準点を基として新たな基準点の座標や標高を決定する作業です。すべての測量の基盤となる作業で、精度と配点密度により1級から4級に分類されます。観測にはトータルステーションやGNSS測量機を使用し、角度や距離の測定、人工衛星からの位相データの記録を行います。基準点は地図作成や各種測量の基準・基礎となる重要な役割を果たします。
地形の起伏や構造物、建物などの位置や形状を詳細に測定し、地形図や平面図を作成する作業です。トータルステーションやGNSS測量機、3Dスキャナー、UAVによる空中写真を使用するほか、立ち入りが困難な場所では3Dスキャナーやトータルステーションのノンプリズム測量機機能を用いてデータを取得します。得られたデータは、公共工事の計画や設計の際に重要な基礎資料として活用されます。
道路や河川、上下水道などの延長の長い構造物の新設や改良のために行われる測量作業です。計画された線形に基づき、中心線の設置や地形変化点の観測、縦断面図・横断面図の作成を通じて、現地の詳細な状況を把握します。これらの基礎資料により、計画・設計段階で必要な基本データを提供し、効率的かつ正確な工事の推進を支援します。
公共用地の取得等に伴う土地の境界を明確にし、用地図面を作成する業務です。 公図や地積測量図、登記簿等の情報を基に土地の関係者の皆様と境界確認を行い、境界杭を設置します。建設事業や土地売買に不可欠な業務で、現地測量作業だけでなく、公図、登記記録、現在の利用状況など、その土地に関わる情報を整理し、用地図面に反映します。
UAV（ドローン）を活用した空中写真測量や3Dスキャナーによるレーザー測量を行い、地形や建物の3次元データを取得します。この点群データの解析により、現地測量の効率化やデータの多元的活用が可能になります。UAVは特に広範囲での測量に適しており、地上測量との組み合わせや災害現場での利用も期待されるなど、これからの測量手法として欠かせない測量方法のひとつです。
メール
電話